2018年 02月 04日
祈りの幕が下りる時
新参者シリーズの最終回とのことで、さみしく思いつつも期待して劇場へ向かいました。
人と人との関係、その関係性から生まれる感情や葛藤、そこから生まれる想い、
家族、男女、友人、いろいろな関係それぞれが愛おしく狂おしく
多くの感情が交差しながら表現されるシーンとシーンの重なりあいに
なんども息をのみました

日本橋を舞台にしたこの映画は、その景色とともに私の心にすみついています。
人の情はやっかいだけれども、情があるからこそ人間なのかもしれないと、
教わり気づかされた映画でした。
2017年 12月 30日
眠れぬ真珠
ここ最近観てないドラマをTVerで探しました。
TVerは録画を忘れたときや、ipadでドラマを見たいときによく利用しています。
眠れる真珠はオンタイムで放映していたことを知らなかったのですが、
2話完結ならサクッと観れそうと思い、観始めました。
ドラマが始まるやいなや、
45歳独身、更年期がはじまっているといったような内容のナレーションが・・・。
またダイヤモンドは外側へ光を放つのに比べて
真珠は内側に光をためている・・・といったようなセリフがあったことも記憶にのこりました。
恋愛対象として年齢は関係ないとはいえ
男性がかなりの年下であることで、女性が引け目を感じてしまうことはあるんじゃないかと思いましたが、
ハッピーエンドのシーンをみて幸せな気持ちになった方もまた多かったのではないかと思います。
年齢ではない、その人にしかない魅力と自分との関係、とても素敵なことを教わったような気がします。

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2017年 12月 30日
石つぶて
これは映画ではなくドラマでよかったと個人的には思いました、気になることが残された状態で次回の放映を待ち望む感じが癖になりました。
原作は読んだことはないのですが、ドラマのいろいろな描写から、丹念な取材を重ねられたものであることが想像できました。丹念な取材で有名なのは山崎豊子さんですが、清武 英利さんも記憶に新しい実話を大俳優の起用とリアルな表現、素晴らしかったです。
清武英利さんは、日本のジャーナリスト、元プロ野球チーム経営者、元読売巨人軍取締役球団代表を務められた方だとか。いろいろな経験が作品に活かされているんですねー。

2017年 12月 10日
恋がしたい恋がしたい恋がしたい
「恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい」を3日間(金曜、土曜、日曜)かけてみましたー。
恋愛というほどふわっとした感じでもなく、家族ドラマというほどウェットな感じでもなく、
なんだろう、恋もあり、仕事もあり、選ぶものすべてがそのひとをつくっていくという流れのなかで
いろんな気づきがあり、それぞれの道が開かれ、たくましく美しくなっていく大人の恋話でしたー。
実は私は2001年にこのドラマが放映されていたことを知らなかったんです。
2001年というと、一緒に暮らしていた妹が実家に戻り、私は転職活動中で、引っ越しも考えていた時期で、ドラマや映画はあまりみていなかったのかもしれません。
今年もあとわずか、来年こそは・・・と思わせてくれるドラマでしたー。
2017年 11月 06日
ラストレシピ
ラストレシピ、と聞いて多くの人はどんな状況を想像するだろうか?
私はラストというワードから最後とか最高とかをイメージし、レシピから料理をはじめとするいろいろなものの組み合わせかた、料理法、手段を想像しました。
そして、日本語の題名をつけるとすると、このふたつが候補になるのかなと、最後の手段、もしくは最高の料理法。
これは映画が見終わって思ったことですが、この二つのどちらの意味合いも伝えたいという欲張りな映画だったのではないかと。
秋元康さんの企画なんですよね、この映画は。
私は3つのシーンで泣きました。
2017年 11月 04日
ブレードランナー 2049
前作のブレードランナーは1982年公開のアメリカ映画で、フィリップKディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が原作だとか。私は前作を自宅で観たあと、その日の夜に「ブレードランナー2049」を映画館で観ました。
人造人間(レプリカント)を人間が造ってしまう、そのレプリカントは数年経つと感情を持ち始め、人間社会に紛れ込む。人間社会に紛れ込んでいるレプリカントを「解任」する任務を持つのがブレードランナー(警察の専任捜査官)。
近未来を想像させるある意味豊かな映画(もしやこれをSF映画というのかしら)ともいえるのでしょうが、とても切なく哀しい気持ちにさせられました。映像は抜群に美しいのでぜひ映画館で観てほしい映画です。
私が良く見に行く映画館で、いちばんよいと自分が思っている「席」を予約して、ひとりで観に行ったのですが、両隣に座っていた方は、たぶん20代の男性、その方たちもそれぞれひとりでみにきていました。SF映画って男子が好きな映画なんでしょうか、もしや。
わたしの知っている30代の男性も、偶然同じ日に同じ映画を観ていたようで、こんな感想をシェアしてくれました。
「なんと孤独な話かと。映像は素晴らしいですが、哀しい話ですね。」と。
2017年 10月 21日
僕のワンダフルライフ
犬の人生(犬生)と男の子から男性へ成長していく姿をうまく伴奏させた心温まるストーリー。
犬と人間の触れ合いによって繰り広げられるドラマに涙腺がゆるみっぱなしでした。
この映画は大切な人といっしょにみるのもよし、ひとりでじっくりみるのも良しな感じの映画だと思います。
芸術の秋だからなのか、次々にみてみたい映画の登場に、心がざわざわしております。
次は何を見に行こうかな??
2017年 10月 17日
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
有村架純が主演していた「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」という月9ドラマをdTVでみちゃいましたー!!
どこかに忘れてきたものをさがしにいくような不思議な感覚を味わいました。
記憶に残るセリフがふたつありました。
記憶があいまいなところはありますがたしかこんな感じ。
ひとつめは
恋人たちには2種類のタイプがある、好きだから付き合っている人たちと、別れ方がわからない人たちと。
ふたつめは
恋愛ドラマにはまるのはチョー久しぶり、記憶に残っていてわたしのなかで新しい恋愛ドラマは「最後から2番目の恋」だから。
2017年 10月 16日
ナラタージュ
映画をみに行った日は朝からずっと雨模様、映画が終わって駅に向かうときもまだ雨は降っていました。
肌寒い気温も雨模様も、映画の余韻にひたるのにぴったりすぎる情景。
そしてヘッドホンからはJUJUの「sign」という曲。
「粉雪が歩道にそっと消えてく
なぜあなたの姿まで
連れ去ってしまったの?
知らぬ間にすれ違ってた
ふたつの心はまるで
同じ空じゃ寄り添えない
太陽と月みたい
気付いても戻れない
I miss you 逢いたくて ただ、逢いたくて
あなたの背中 探すの
:
ふたり重ねた想い出の場所を
ひとつ、ひとつ・・・と辿りながら
きっと苦しくてただ苦しくて
果てしない旅になっても
あなたから愛されてたsing
探したいから
ここから歩いていく」
出会いに感謝し、別れを知ることで感じられる愛情や教わる大切な気持ちもあるんだなと、気づかされました。原作は読んだことはないのですが、映像で伝えられるものをうまく活かしてつくられている感じが私は好きです。
間(シーンとシーンの間、会話と会話の間)天候(晴れ、雨)、小物(靴、携帯、水中時計)、場所(病院、学校、オフィス)・・・。
エンドロールで流れる音楽を歌っているアーチストの名前を調べたら
「adieu(アデュー)」、フランス語でさよなら、ごきげんようという意味だと知りました。
題名の「ナラタージュ」もフランス語で、意味は過去の恋愛を主人公が回想形式で語っていく小説・映画の手法だとか。
この映画のためにつくられたアーティストなのか・・・、何はともあれ、すばらしい演出だと感じました。
回想することで昇華していく気持ち、自分の感情の整理(さよなら)で締めくくる。
いい映画でしたー。
2017年 10月 08日
噂のモーガン夫婦
主人公夫婦のテンポのよい会話に引き込まれ最後まで飽きることなく見終えます。
笑いあり、涙あり、テンポのよいリズム感と、観終わったあとにあったかい気持ちになれる映画です。
旅と同じくらい映画も好きだなとつくづく思う今日この頃、いろいろと教わることが多いからかな。